いつ、どこで、なにが起こっているのか?起こったのか?
後から検証するのは結構難しいことです。
私たちは無線を使ったロケーションシステムにより、
患者一人ひとりの動きをリアルタイムにトレースします。
機器一つ一つの運転状況をリアルタイムにトレースします。
今、患者が機器がどこにいるかを即座に知ることができます。
更に、患者ならどのように病棟を抜け出したのか。
先週の午後3時にあの機器はあの患者はどこにいたのか、
その後4時までの移動の状態はどうだったのか。
ビジュアルに再現します。
と同時に、機器なら貸出や返却などという行為さえ不要にします。
今空いている機械がどこにあるかが即座に分かる。
ある期間の利用状況を正確に再現・統計処理できる。
これがVisual Positioning System=「Open Library VPS」。
Open Library VPS (Visual Positioning System )は無線タグのリアルタイム位置・状態情報を利用して、徘徊患者の無断離院や新生児の連れ去りを監視します。患者の位置はリアルタイムで捕捉され、徘徊患者の場合は居住エリア内は自由に行動できるものの、居住エリアからの失踪を確認すると直ちにアラームを出します。新生児監視の場合は、親子のペアおよび職員と新生児のペア以外での単独検出を監視し、新生児単独で危険エリアに存在すれば即危険とみなしアラームすることができます。ひとたびアラーム状態が発生したら、継続してその患者は危険な状態として監視下におかれ位置の変化を追跡します、一階など他のフロアに出現するとその場所をアラームとして通知し、職員によるいち早い捕捉・安全確保を可能にします。
Open Library VPS (Visual Positioning System )は監視カメラと連動させることで、患者の姿を追跡することができます。警報灯と連携させることで、その場所をより明示化できます。ドア開閉制御と組み合わせることで、脱出そのものを阻止できます。